2012年02月17日

習近平中国国家副主席とオバマアメリカ大統領の外交

アメリカを訪問した習近平中国国家副主席。
見ていると、中国人の交渉のやり方の典型だと分かる。

習近平は、あくまでアメリカとの友好関係を強調する。
これは、建前ではなく本音でしょう。
中国にとって、アメリカは敵ではなく、台湾やチベットなどに介入さえしなければ友好関係を築きたい相手。
中国も少なくとも今は、アメリカに勝てるとは思っていない。

しかし、習近平は、「貴国(アメリカ)と仲良くしたい」と言いながら「(でも)〜してくれ」と率直に気持ちと要求を出す。
相手が、簡単に飲めないであろう条件でも。
ここが日本人の出来ないところ。
どうも日本人は「貴方と仲良くしたいから、貴方のして欲しい事をしてあげる」と言う「先に相手を喜ばせる」国民性なんだと思います。

習近平とオバマ、この二人のやり取りを見ると面白いのですが、お互い共通しているのは「仲良くしよう」と言う所なんです。
そして、「〜頼むわ」、「〜頼むわ」とお互い要求し有って話が終わる。
特にその要求が合意されるという訳でもないですが、主張はしておく。
この主張合戦で、お互いの問題点が明確になり、交渉の余地が出来る。
両国が譲れない線なら、あえて棚上げにするという事も出来る。
その棚上げした事に関して、グジグジ未練たらしく言わない。

中国人は、7割から8割位はノンビリして、おっちょこちょいで単純・素朴な人達ですが、上層部の人間は非常に能力が高い。
対人交渉力が高く、商才も有る。
最近は、海外に留学して知識や教養を積んだ人間が中国でも増えてきて人材レベルが更に上がっている。
色々なスキル、能力で中国人の上2割は、日本人の平均以上です。
日本も何時までも余裕でいたら、確実に負けます(GDPではもう負けましたが)。
自分のビジネス上の経験では、そうですね。

posted by ガネーシャ at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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